不動産の任意売却とは簡単に言えば、困ったときの物件売却方法のことです。何らかの事情で住宅ローンの利息を返済できない状態に陥り、そのローンの対象物件を売却しても住宅ローンが残ってしまう状況で、裁判所に物件を差し押さえられてしまう前に任意で解決する手段です。
任意といっても、住宅ローン融資をした金融機関が物件の売却額を決めるので、その金融機関の許可がないと任意売却はできません。もし物件が競売にかけられたら、売却額は概ね３割安で任意売却額より安いです。もし資金繰りが好転する見込みがないなら早めに任意売却した方が賢明です。