公図上に地番が記されていない敷地を赤道(あかみち)或いは青道(あおみち)といいます。
旧い公図に赤線や青線で色分けしていたので、現在の公図上の無番地もそのように表現したりします。
赤道は、道路法の適用外の道路で、むかし田んぼや畑の里道だった国有地です。
青道は、色から水をイメージさせる水路や河川敷だった国有地です。
もし、相続した土地の一部に国有地の赤道があった場合は、隣接所有者等の同意があって手続きを踏むことによって国有地を払い下げてもらうことができるそうです。青道の場合は、水路の維持管理者との協議の上、用途廃止申請が可能とのことです。
詳細は申請経験がないのでわかりません。いずれにしても土地代や測量、登記等に費用がかかるので、払い下げのメリットを考慮しての判断になろうかと思います。